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信じ切っている状態ではアイデアは浮かばない

2018年4月3日  三源庵

三源庵の山田です。

みなさん4月に入りましたが、お花見などは行かれましたか?

今年は随分早い開花ですが、桜の花も気温の上昇には敏感でその年によって時期が変動する。

自然は変化する状況を感じて今!というタイミングでちゃんとアクションを起こすもんですね。

 

 

先日たまたま羽生善治さんのドキュメンタリーをテレビで拝見していたのですが、

2004年に羽生さんが森内俊之さんに立て続けにタイトルを奪われ1冠のみになった時、

羽生さんはその敗因を定石 (最善とされる決まった打ち方) にとらわれ

守りに入ってしまい、森内さんの果敢な攻勢に押し切られてしまった。

羽生さんらしい終盤の巻き返しも影をひそめてしまった。その中で彼はこう云う、

 

 

「信じ切っている状態ではアイデアは浮かばない」

 

 

この言葉を聞いた時に私自身もハッとさせられました。

私たちの仕事で考えてみても

商品を作り、販売していくまでの過程で、長年これで大丈夫と続けてきていることって

たくさんあります。

 

もちろんそれで問題なく進めているので、それを信じて間違いなく実行していくわけですが、

環境などは常に変化して、これで大丈夫と決めた時とは状況も変わっていることも

もちろんあります。

 

これさえ守っておけば問題ない、という状況が続くと思考も止まります。

 

何か見落としている箇所はないか、変化に対応できているか、悲観的に見渡すぐらいで

ちょうどいいかもしれません。

その瞬間に対しての最善手を常に考えて、新しい定石を作りあげていかねばと

改めて感じました。

 

 

タイトル奪還で再び交わる一局の中で、羽生さんは定石を破る独創的な

一手を次々打ち出し、見事勝利されました。

次々とタイトルを取り戻し、今のご活躍は皆さんの知るところでしょう。

 

 

長い歴史の中で蓄積されてきた定石の上に、

自分自身と対する相手、そして現状を掛け合わせて、

今この一手。

私たちも負けてられません。